フェースのディレクションチェンジ⑧(インパクトゾーン)
練習していると時と場合により、ダウンスイングを意識してインパクトを強くしたり、フォロースルーでフェースにボールを乗せるように意識したり、インパクトを意識しないでリズミカルにハーフスイングをしたりと、目的によって練習のイメージが変わります。 どれが正しいイメージなのかなのではなく、どれもバランスよく練習しないとスイングは完成しません。 ダウンスイングだけ意識して練習していてもインパクト以降に軸がフォロースルー側にスウェイしたり、フォロースルーだけ意識して方向性が良くなってもヘッドスピードが遅くなってインパクトが弱くなることもあります。ハーフスイングでインパクトを意識しないで遠心力を感じて練習していれば大きくスイングが変わることがなく練習としては最高なのですが、、安定はするものの、やはりスイングの部分的な構成を時にはドリルで別々に磨かないと、物凄く飛距離がでる、目標に打てることに自信がつく、といった絶好調になることが無くなるかもしれません。
インパクトゾーンのフェースのディレクションは本当にデリケートです。デリケートすぎて今回のブログでは全てを述べることはできません。いずれ、ちゃんとこのテーマをしっかりと腰を据えてお話することはしたいと思いますが容易ではないことは想像に難くありません。情報誌のレッスン、インターネットのレッスン、レッスン本ではこれが絶対大事だ!とピックアップして言い切ってしまっていることもありますが、私は人によって、時と場合によって大切にするドリルは変わると考えています。レッスンをしていても同じレッスンをどの人にもしても効果がないこともありますし、やはり、スイングを良く観察し、それからどういうドリルをするのかを決めなくてはいいレッスンにはならないと思っています。どれも大事だけど今はこの練習をするとか、調子が良いときは基礎練習をして調子を維持するとか、バランスよく考えてスイングを作っていかないと完成することはないのかもしれません。
インパクトゾーンに関しては、このイメージが絶対いいと決めつけず、バランスよく練習してみたけど、、今はこれを練習してみようと考えられるようになると理想ですね。プロゴルファーがコーチをつけるというのも、一人でドリルをバランスよくすることが難しいからです。
インパクトゾーンのディレクションチェンジは考えれば考えるほど、、奥が深いですね。このテーマ興味がある人は直接レッスンにお越しください。スイングを観察してから、一人一人にたいしてしっかりと対応させていただきます。
次はフォロースルーのディレクションチェンジについて述べていきます。フェースのディレクションチェンジ本当に難しいですね。ーー続くーー